「看護師に戻りたくない!」と泣きたい潜在看護師がやるべき、たった1つのこと。

2014年のはな
看護師辞めた。もう絶対戻りたくない!!
はな
看護師に戻りたくない潜在看護師さんは、とりあえず○○○するといいよ。

2014年に正社員の看護師を辞めましたが、今はパートで看護師をしている、はな(@hana8787hanae)です。

 

看護師の仕事って大変ですよね。

生きるか死ぬかの患者さんに関わる責任があったり、

お局ナースとの人間関係に病んだり、

どんなにわがままな患者さんにも笑顔で対応しなきゃいけなくて疲れたり…

私は新人時代、総合病院のICUで4年間働いて疲れて看護師を辞めてしまいました。

辛い気持ちはとてもよく分かります。

 

そんな私、一時期”潜在看護師”として看護師免許を放置していたこともありましたが、今はパートで働いています。

新人時代は「なんでこんなきついのに看護師続けないといけないの?」と病んでいましたが、今は自分のペースで楽しく活動中です。

 

この記事では、そんな過去の私のような”潜在看護師”が「看護師に戻りたくない」「でも何かしら仕事をしたい」と思ったときに取るべき行動について紹介します。

最初に取るべき行動は、実に簡単なアクションです。

それをすることで、自分の目にする情報が変わり、周りにいる人も変わっていきます。

時間はかかるかもしれませんが、少しずつ納得いく人生を歩めることは間違いありません。

この記事が「看護師に戻りたくない潜在看護師」のお役に経てば幸いです。

まず「私は看護師に戻りたくない!!」と周りの人に言いふらしてください!

最初にやるべきことはこれ。

「看護師に戻りたくない!」と声を大にして言う!

これだけです。

 

看護師に戻りたくないと口に出すことで、あなたの脳が「看護師に戻らずに働く方法」を探し始めるんです。

紙に書くのもいいし心の中で唱えるのもいいけど、声に出して周りの人に言うのが大切。

 

誰かに言うと何かしらの反応が返ってきます。

そして相手から言われたことをもとに、自分の考えを巡らせたり、新しい情報を教えてもらったりできるのです。

ここで「看護師に戻りたくない!」と言ったときの周りの人の回答を、大きく4つにまとめます。

周囲の回答1.「なんで看護師に戻りたくないの?」

だいたいの人がこう返してきますね。

私の経験上、80%くらい。

初対面の人ほどこの返事を返してくれる気がします。

なぜなら、仲がいい人はわざと「看護師辛かったんだろうな」「あまり聞かない方がいいかな」と予測して、この質問を避けてくれることがあるからです(親友は聞いてくれるかも)。

 

この質問を受けて、看護師の仕事が嫌いな理由を並べましょう。

【私がICU看護師時代にきついと思ったこと】

  • 責任が重すぎて疲れた
  • 休みがなくてしんどい
  • お局にいじめられて自信をなくした

周囲の回答2.「看護師っていい仕事なのにもったいないよ」

「看護師に戻りたくない」と言ってこの返事をしてくる方もいます。

私個人としては「そんな素晴らしい免許があるのにもったいない」という人の話は、あまり深く聞き入れなくていいのでは? と思っています。

なぜなら「看護師っていい仕事」というのは相手の価値観であって、あなたの考え方ではないからです。

あなたはあなたなりの経験をして「看護師に戻りたくない」と考えているのだと思います。

看護師に戻りたくない理由って、実際に感じた人でないとわかりません。

「看護師っていい仕事」と一般的に思っている方はよいのですが、もしその価値観をあなたに押し付けてくる人がいたら「そうだね」と言って静かにその場から離れましょう。

周囲の回答3.「大変だよね。私は看護師さんすごいと思ってるよ」

こういう暖かい人もいますよね。

「私(または家族)が入院中、看護師さんが一生懸命尽くしてくれた」などの例を出して、「あなたみたいな看護師、すごいよ!」と言ってくださる方。

ありがたいですね。

その方の感謝の気持ちをちょうだいして、自分の活力にしましょう!

「あ、私、そんなふうに世間から高い評価を受ける仕事をしていたんだ」って。

 

看護師は素晴らしい仕事です。

でも、あなたは辛い思いをした。

辞めたこと、もう戻りたくないことは事実です。

 

看護師に戻らないなら、どんな道を歩めばよいか?

次の回答にヒントがあります。

周囲の回答4.「だったら〜〜してみたら?」

この「看護師を辞めたい!」そして「他の仕事で働いてみたい」と思ったときに1番参考になる答えが

「看護師に戻りたくないんだったら〜〜してみたら?」です。

看護師したくないんでしょ?

でも世の中にはいっぱい仕事はあるよ?

とりあえず○○してみたら?

と勧めてくれる方がごくたまにいます。

このごくたまにいる人と出会う場に行き、言われたことを少しでもやってみるのが次のステップかなと、私は思うのです。

看護師以外の人と出会う方法(はなのオススメ)

看護師って、学生時代から看護師になる友達が周りにいて、就職したら病院の人と仲良くする。結果、周りの人はほぼ医療従事者。というパターンが多いのではないでしょうか?

それでももちろんよいのです。

しかし看護師以外の仕事をしたいと思ったら、医療以外の仕事に携わっている人との人脈を作る必要があります。

看護師以外の人と出会う方法を、私の行動ベースでまとめました。

興味のある仕事をしてみる

看護師以外の人脈を作るのに1番手っ取り早い方法は、医療系以外の仕事をしてみることです。

私は、新人時代に働いた看護師の仕事を辞めた後、すぐに「ゲストハウス」で働きました。

※ゲストハウス:安くで宿泊できる宿。旅人が多く訪れる。

 

この3年後にもゲストハウス(フィリピンのセブ島)でお仕事をしましたが、興味がある仕事をしているときに出会う人からの情報って自分にマッチするものが多いです。

そして「医療」とは全く違う分野なので、毎日の出来事が新鮮そのもの!

この仕事が好きであればそのまま続ける道を選べばよいです。

一時的な活動で達成感を得られてその後辞めたとしても、そこで仲良くなった人との人脈は一生ものになることがあります。

何らかのコミュニティーに所属する

コミュニティーには入った方がよいですね。

これは何も、オンラインなどのコミュニティーに絶対入った方がいいわけではなく「自分が相談したいときに力になってくれる仲間を作っておいたほうがよいよ」という話です。

 

私は他職種に手を出しているので、知り合いがたくさんいます。

どうやって仲良くなったかというと、フリーランスの集まり、海外の語学学校、オンライン繋がりからの飲み会などに行ったからです。

行動範囲を増やすと、コミュニティーの数が増えて情報収集もできます(ただ、情報収集疲れ、コミュニティー疲れにならないような工夫は必要です)

旅をする

旅も、人と出会うには効果抜群!

特に、1人旅か本当に信頼できる人との2人旅がよいですね。

旅をして今まで知らなかったところに足を運ぶと自分の知らない世界が広がっています。

そこで出会う人の話はとても新鮮。

自分も「非日常」の空間にいるので、誰かとの出会いも特別に感じ、聞いたことが印象に残りやすくなります。

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余談)変な団体に勧誘されないよう注意!

「看護師に戻りたくない」と新しい人と出会えるために行動するとき、注意することがあります。

それは、変な団体に勧誘されないようにすることです。

具体的には、ネットワークビジネス、簡単に稼げる系のビジネスです。

私も海外生活を終えて日本に帰国してからの半年間で、3人(しかも同級生や過去の友達)に勧誘されました。

突然、昔の友人から「久しぶり〜○○ちゃん、看護師辞めたんでしょ? 紹介したいいいビジネスがあるんだけどー」などと連絡が来たら要注意です。

私はある経営者に言われたことに素直に取り組み、看護師以外の仕事をもらいました

私自身は2年間の海外生活を終える少し前から「看護師に戻りたくない!」と周りの人に言いふらしていました。

海外生活は楽しかったけど、いざ日本で働くことが見えてくると看護師として病院に戻るのが怖かったからです。

すると、セブ島で出会ったある経営者の方が「看護師やりたくないなら、フリーランスしてみたら? パソコン買ったら?」と言ってきました。

当時の私は「ブラインドタッチ」以外のパソコンの操作ができませんでしたが、せっかくなので10万円のパソコンを買ってフリーランスを目指すことに。

毎日ブログを書いていると知り合いからライティングの仕事をもらえるようになり、少しずつお金を稼げるようになりました。

「看護師以外でも稼げる。しかもパソコンで」と分かったときは嬉しかったです。

潜在看護師が看護師以外の仕事をすると、本当に看護師がイヤなのか見えてきます

私は看護師に戻りたくなくてパソコンでする仕事をしていましたが、やはり悩むことありました…

毎日画面を見てできる仕事だけをこなすうちに、なぜか満たされない自分がいることに気づいたんです。

なぜ満たされないかというと「相手の反応を直接みられないから」でした。

このとき、私には対面の仕事、つまり看護師のような仕事の要素が必要なんだと思いました。

というわけで、フリーランスをしながら看護師として施設でパートという、自分にとってよいバランスで働いています。

結局、看護師に完全に戻らないことも、看護師以外の仕事に挑戦することも、それが自分に合うか合わないかはやってみないとわかりません。

潜在看護師が「看護師に戻りたくない」と口にすると、世界が変わります

ICUで体も心も疲れ果てて辞めた、元潜在看護師の私が看護師に戻らないためにやったこと。

それは「看護師に戻りたくない」と素直に口にすることです。

思いを言葉にすることで自分で情報収集をすることができますし、行動することで出会う人たちが助けてくれます。

その先で新しい行動をすることによって、本当に看護師を辞めたいのか、それとも看護師の一部の要素は好きなのかが見えてくるのです。

看護師に戻りたくない潜在看護師さんは、まず「看護師に戻りたくない」と周りの人に伝えることから初めてみましょう。

心に止めるだけでなく口に出すことで、これから出会う人や情報がどんどん変わります!

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