週末プチ旅をしてきた、はな(@hana8787hanae)です。
いやー、旅っていいですね!
もともとオーストラリア2ヶ月旅や日本縦断旅行をした経験のある私は、1人で旅をするのが大好きです。
30代になり、旅に今までと違った意味を見出すようになってきました。
それが「自分を見つめるための旅」。
今回1人で内省の旅をしてとても充実した時間を過ごせたので、ブログを通してみなさんにご紹介していこうと思います。
はなの”旅概論”:旅行と旅の違い
旅とは何かについて説明したいところですが、まずは旅と似たような意味で使われる”旅行”についてのお話です。
旅行。
誰でも一度は行ったことがあると思います。
私の考える旅行とは、楽しむもの。
1人でも、家族や友達、カップルで行くのもアリ。
行ったことのない場所に行ったり、美味しいものを食べたり、綺麗な建築物を見たり、そうやって非日常の空間に足を運びリフレッシュするのが旅行です。
それに対し、旅とは、修行です。
旅は、基本的に1人。
生きる指針が似ている友人同士やカップルがどこかに行くのも、”旅”に含んでよいでしょう。
楽しさを追求する旅行とは違い、旅は刺激を求めるものです。
非日常の空間で観光地に行ったりご当地フードを食べたりする他、人と出会う、より一層いつもと違う行動をしてみる、などが含まれると思います。
旅には、冒険と内省の2種類あると思う
そしてここからは私の持論。
私は旅には2種類あると思います。
1つ目は冒険の旅です。
新しいところに行きたい、知りたい、出会いたい。
そんな刺激をもとめて、興味のまま行きたい方向に突き進む。
これが、冒険の旅です。
20代の私はこんな旅ばかりしてきました。
それに対し、30代の今の私が欲するのは、内省の旅です。
内省とは、自分を見つめ直すこと、自分と深く向き合うことを指します。
ざわざわしているいつもの生活から距離を置き、いつもと違う場所で心の声に耳を澄ませる。
それが、内省の旅の特徴です。
※冒険の旅と内省の旅、2種類が混ざるというパターンもあります。長期の旅だと、ほぼこの2つは混合します。
自分を見つめ直す”内省旅” 7つのステップ
それでは、今の私が欲する内省の旅をするための7つのステップについてご紹介しましょう。
この軸にあるのは「自分の心と向き合うこと」。
そのため、次の3点を満たすように旅のプランを考えます。
- 好きなことをする
- 選択肢を減らす
- 身軽にする
1.好きなものを書く
旅に出るのにまずこれ? と思った方も多いでしょう。
結構これは大切です。
なぜなら、好きなものに囲まれているときこそ、人は自分らしくいられるからです。
実現するかは置いておいて、とりあえず箇条書きで書きます。
今回の私の場合はこれでした。
- 温泉
- 畳の部屋
- 美術館
- 本
- 自然
2.行き先を決める
内省の旅をするためには、何度か行ったことのある場所を目的地にすることをおすすめします。
理由は、現地で迷いが生じると自分の心と向き合うことができないからです。
また、私は時間に縛られるのがあまり好きではないので「交通機関を待つ必要がない=5〜10分間隔で交通機関が出ている」ところを旅先に選びました。
- 福岡発の場合
旅先は長崎、佐賀、別府などの選択肢があるが、バスの本数が多く、住んだ経験のある場所という理由で「熊本」へ。
3.宿を決める
宿は、できるだけ駅やバス停から近いところがよいと思います。
私の基準では10分、遠くて15分くらいです。
駅やバス停から遠いだけで、迷うリスクが高まります。
この内省の旅の場合、迷いはストレスとなります。
「できるだけ選択肢を増やさない」という視点に沿って、楽に行ける宿泊場所を選びましょう。
宿泊場所の形態は、好みでよいです。
ホテルであれば館内に食事どころが用意されていて楽ですし、温泉が付いているところもあります。
少しお金をかけてもよければ、民宿などもよい環境ですね。
ただ私は予算をあまりかけたくなかったこと、安いホテルだと殺風景に感じることから、ゲストハウスに泊まりました(7年前に働いていた宿の姉妹店です)。
ゲストハウスに宿泊するのであれば、共有スペースが広いところがおすすめです。
要は、1人になる環境が整いそうな宿ですね。
そして、最初に考えた「好きなもの」の要素を取り込めたら最高です。
私は、徒歩圏内に温泉がある宿を選びました。
4.持ち物を準備する
宿を決めたら持ち物を準備します。
今回私はかなり久しぶりに旅に出たので、何を準備すればよいか戸惑ってしまいました…
定期的に旅をしないと、出るのがおっくうになりますね。
持ち物は、できるだけ少なくしましょう。
宿泊場所に何が揃えられているか確認し、現地で調達できるものは持っていかない。
これも、身軽に旅する技の一つです。
タオルはできるだけ薄いもの。
2泊以上するのであれば、洗濯する前提で服を減らすのもポイントです(特に下着)。
化粧水は、小さいボトルに詰め替えるか、1回ずつパックになった試供品を用意します。
タオルや寝巻きは宿にあるか確認し、余計なものを持っていかないようにしましょう。
5.「行ってらっしゃーい」
行き先と宿を決めて持ち物を準備したところで、いよいよ出発です。
(今回の旅は、旅に出ると決めてから準備して家を出るまで、1時間もかかりませんでした。)
直感に任せてサラっと行き先と宿を決めて、サラっと準備をして、軽やかに家を出ましょう^^
忘れ物があっても、ほとんどのものはコンビニで調達可能。
スマホと財布さえ持っていれば、あとは全てどうにかなります。
自宅の鍵を閉めたかの確認は忘れずに。
6.スケジュールを詰めすぎない
旅するときの私なりのコツは、スケジュールを詰めすぎないことです。
内省の旅なら特に、自分と向き合うことが目的であって、観光地に行くことは二の次です。
理想は、午前1つ、午後1つ、夜1つくらいのゆるいスケジュール。
このくらい時間に余裕を持てば、ぼーっとする時間を長く取ることができます。
もし、突然やりたいことが出てきたときも予定調整が可能です。
7.思ったことはメモを取る
最近私自身が大切にしているのが、メモを取ることです。
旅中にひらめいたアイディアや感じたことは、メモ帳に書いておきましょう。
その時感じたことは、その瞬間の状況でないと考えられなかったことかもしれません。
人間はすぐに忘れてしまうので、メモを取ることで記憶を頭から一旦外に出し、脳の記憶スペースはできるだけ開けておくことを心がけます。
私が今回の旅でメモしたことの一部を載せておきます。
- 熊本のおじいちゃんおばあちゃんは、ちょっとしたことで話しかけてくれる
- 熊本は福岡と比べてバスが発達していない。あとレンタル自転車文化がない。自転車があればいいのに。
- 水道水はすべて地下水。水が美味しい熊本は最高!
- 熊本はくまもんの活用がうますぎる
→キャラクターの活用は、自分が何かするときに活かせるかも。 - 飲食店スタッフの対応がよかった。スタッフ間の感謝の言葉が耳に入ると、聞いた客もよい気分になる
→逆に言うと、スタッフ間の仲が悪い場所はお客さんにも悪い影響を与える。自分が誰に見られているかわからないので、人には親切にしよう。
こんなメモもしつつ、これから私は何をやりたいんだろう?なども考えました。←恥ずかしいから載せませんが、旅のメインはここです。
緑や水のあるところで考えごとをする時間が好きです。
自分を見つめ直す”内省旅”、おすすめです
今回のブログでは、自分を見つめ直す”内省旅”のすすめをお伝えしました。
【自分を見つめ直す”内省旅” 7つのステップ】
- 好きなものを書く
- 行き先を決める
- 宿を決める
- 持ち物を準備する
- 「行ってらっしゃーい」
- スケジュールを詰めすぎない
- 思ったことはメモを取る
いつもは友達や家族、パートナーと旅行をしている方も、たまには”旅”、それも自分と向き合う”内省の旅”をしてみてはいかがでしょうか。
きっと新しい自分に出会えるはずです。