スマホ依存症をやめるために、デジタルデトックスをやってみた!【体験記】

 

以前のはな
気がつけばSNSを開いてる…ネットのニュースも気になるし、仕事の連絡が入らないかも心配。スマホって便利だけど、ずっと隣に置いておくのってキツイときがあるよね?
はな
たまにはスマホを置いて外出するのはどう? 『デジタルデトックス』をしてみたら?

スマホに支配される人生に嫌気がさしていた、はな(@hana8787hanae)です。

 

みなさんはSNSは好きですか?

私は大好きです!

大学生の頃からmixiやfacebookを使い、最近はTwitterをよく見ています。

SNSって楽しいですよね。

周りの人や芸能人のニュースが終わることなくアップデートされ、時間を忘れていつまでも見てしまいます。

「インスタやYouTubeを見ていたら、いつのまにか1時間経っていた…」

こんな経験をしたことは、誰もがあるのではないでしょうか。

 

スマホは便利な一方で、ちょっとした疲れも生み出します。

「〜ちゃんから返事来てないかな?」

「もうSNS見るの終わろうと思っていたのに、また気になる情報が! もっと見たい! 止められない!」

こんなふうに、終わりのないスマホライフにハマりにハマり、結局1日が終わるころになって

以前のはな
SNS見てたら1日終わった。今日は何もしてない… 死んでるのと同じだ…

と後悔してしまう方もいるのではないでしょうか?

 

そこで私は、ある仕事をやめたタイミングで『デジタルデトックス』というものをしてきました。

デジタルデトックスとは

Wikipediaによると、デジタルデトックスの定義はこちらです。

デジタル・デトックス(Digital detox)とは、SNSスマートフォンやコンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のことである。現代ではデジタル機器やインターネットに費やす時間が増加しているため、こういったデトックスが人気になっている。

引用:デジタル・デトックス

デジタルデトックスとは、その名前の通りスマホなどの電子機器を使わないこと。

 

私が今回取り組んだデジタルデトックスは1日バージョンです。

【はなのデジタルデトックス 2020年8月ver.】
・スマホもパソコンも持たずに小旅行をする
・デジタルデトックスの時間帯は、12時間(おおよそ10時〜22時)
・行き先は、自宅から1時間以内の観光地(行ったことある場所)

この記事では、12時間スマホもパソコンも触らない日を過ごした私の体験記をお伝えします。

ちなみに今回の行き先は、福岡の太宰府天満宮です^^

このご時世を考えて近場にしました。

はな
せっかく太宰府に行ったのに、スマホがなくて写真が1枚も取れなかったよ(笑)。写真なしのブログ…これもデジタルデトックスの1つだと思って見てね。

デジタルデトックスは、思っていたほどの不便さはなかった

12時間デジタルデトックスをした感想は『意外と不便じゃなかった』ということです。

「もっと、SNSできないことにイライラするかな?」

「もっと、他の人と連絡取りたくなるかな?」

「もっと、移動時間は暇かな?」

「もっと困るかな?」

そう思っていましたが、1日くらいだと余裕でした!

デジタルデトックスをして気づいたこと

12時間スマホを使わなかったことで、当たり前が当たり前じゃなくなる感覚が芽生えました。

デジタルデトックスでの気づきを3つ紹介します。

スマホがないと、今まで気づかなかったことに目がいく

旅先までの移動時間。

レストランで食事を待っているとき。

普段だったら、ほぼ100%スマホを触っている瞬間です。

 

ここでスマホを触らなかったことにより、周りの風景に目を向けるよい機会になりました。

「うわー、さっきまで窓の外は都会だったのに、田んぼが増えてきた」

「あのお花綺麗だな」

「セミがめっちゃ鳴いてる!」

など。

眼に映る全てのものに対して、いつも以上に興味が湧きました。

はな
ちなみに本を2冊持っていったので、移動中は読書がはかどったよ。

感動を伝えるために「写真」「動画」に頼りすぎていた

私は珍しいものがあるとすぐに写真を撮りSNSにアップしたり、家族に写真を送ったりしています。

「見て見て! これ面白いね/きれいだね/おいしそうだね」

そんな感動を伝えるために、今までの私はかなり「写真」に頼っていると痛感したんです。

実は、これが今回のデジタルデトックスの1番の学びでした。

「写真を撮りたいのに撮れない!」

「この目の前の感動を、なんと伝えればいいのだろう?」

恥ずかしながら、スマホを持ち歩くときはそんなふうに考えたことはありませんでした。

 

今回訪れた太宰府天満宮は、夏限定の企画として天満宮内にたくさんの”風鈴”が吊り下げてありました。

きれいに並べられた風鈴、そして周りに飾られた風車は、風が吹くたびに「チリーン」と音を出して涼しさを演出してくれます。

それはそれは美しい音で、目でも耳でも楽しめる夏らしさを感じたのですが…これ、動画で伝えたかったな〜

調べたいのに調べられないのが苦痛

今回旅のスケジュールを考えるにあたり「どこでランチをするか」が私の中で課題だったんです。

天満宮の参道で適当に入ればいいかなと思っていましたが、駅でもらった観光案内を見ると「九州国立博物館内(以下:九博)にレストラン」があると書いてある!

「じゃあ、九博でランチしよう!」

と思ってお腹をすかせて九博に行きましたが…コロナの影響でレストランは休業中だったんです…

スマホなしのはな
お腹をすかせたまま、九博の展示を見ました><(2時間弱)

もしスマホを持っていたら、レストランが空いているか検索したはずです。

はな
やっぱ、いざというときにスマホで調べられないのは不便だよね。スマホってありがたい存在!

デジタルデトックスの注意点

今回のデジタルデトックスは、太宰府旅をして帰宅して家でお昼寝、自宅で夕食を食べて近所のバーに行って帰宅する間でした。

もし1日のデジタルデトックスをするなら、心がけたほうがよいことを一応紹介します。

「連絡がとれないこと」は先に伝えておきましょう

あなたが常にオンラインになっている人であれば「その日に連絡が取れないこと」を家族や友人が心配する恐れがあります。

なので、オフラインになることはあらかじめ伝えておいたほうがよいです。

私はこの企画のあとに「オンライン会」をしたのですが、その参加者の方に「連絡が帰って来なかったからどうしたんだろう?って思ったよ」と言われました。

心配していただきありがとうございます。

デジタルデトックスをするとき、あると便利なもの

デジタルデトックスでは、スマホやパソコンを持って行きません。

そのためにあるとよいものをまとめました。

自分に必要だと思う方は、ぜひご持参ください。

ノートとペン

普段思ったことをSNSに投稿する方は、代わりにノートにメモしてみましょう。

心に浮かんだことはすぐに忘れてしまうので、書くことはとても大切です。

まあ、私は意外とメモしませんでしたが…(翌朝の日記のほうが、たくさん書けました)

カメラ

スマホはなくても、写真は撮りたい人!

カメラを持って行きましょう^^

やはり「絶対に思い出に残したい瞬間」は画像や動画で残すほうがよいです。

現金・クレジットカード

普段、スマホ決済が習慣づいている方は、現金やクレジットカードを持って行くのを忘れずに。

特に、交通費の決済をスマホでしている方は、ICカードを持って行きましょう。

連絡先を書いた紙

1日くらいのデジタルデトックスでは必要ないかもしれませんが「緊急で自分から誰かに電話したいとき」が訪れたときのために、電話番号くらいはメモを持っていてもよいかもと思いました。

(ただ、電話番号はあっても公衆電話がない可能性が高い…笑)

こんなデジタルデトックスをしてみたい

今回は1日だけのデジタルデトックスでしたが、ちょっと慣れたらこういうことも面白そうだなと思っています。

  • 1泊2日の旅
  • 行ったことのない場所に行ってみる
  • 5つ星ホテルに引きこもる
  • 山の中のキャンプ場へ行く
  • 終点まで電車に乗り、最終地点の街をブラブラする

今回太宰府へ行って思ったのは、スマホがなくても最低限の観光はできるということです。

観光案内所に行けば、地図や観光案内、時刻表は揃っています。

スマホなしであえて「アナログ」な旅をしてみるのも、デジタルデトックスの楽しさかもしれません。

テレワーク疲れ、スマホ疲れの人はデジタルデトックスしてみよう!

12時間のデジタルデトックスは、予想より、インパクトも不便なこともありませんでした。

仕事が休みの日であれば気軽に取り組めると思います。

特におすすめなのは、このような方です。

【デジタルデトックスはこんな方におすすめ】

  • テレワークで毎日パソコンを見ている人
  • 暇があればSNSを見てしまう人
  • 気になったことはすぐに検索しないとすまない人
  • ゆっくり自分の感性と向き合いたい人
  • 最近、目が疲れている人
  • 新しいことに挑戦したい人

コロナの流行っている最近、あまり遠くに旅行に行けません。

そんな中「デジタルデトックス」であえて外からの情報を断つことで、今まで気づかなかった身の回りのこと、そして自分の思いにも目を向けられるようになります。

デジタルデトックスに興味がある方は、1回、1時間などからでもはじめてみてはいかがでしょうか。

\"ナースのはなぶろ\"最新情報をチェック!