最近自己分析をしている、はな(@hana8787hanae)です。
「私の得意なことってなんだろう?」と自分と向き合うことがよくあります。
近頃読んだ本にも「成功者は自分ことをよく知っている」と書いてあったので、ストレングスファインダーを受けてみました。
ストレングスファインダーとは?
ストレングスファインダーを提供しているのは、アメリカのギャラップ社。
ギャラップ社のホームページには、ストレングスファインダーについて以下のように書かれています。
<優れた潜在能力をより優れたパフォーマンスに変換する>
自分を最大限に活かすとは、自分の強みを職場でもそれ以外の場所でも活用することを意味します。
クリフトンストレングス34を用いて、自分の強みを発見し、成功するためにそれを活用する方法について学びます。
引用:GALLUP
クリフトンストレングス34は、170の質問に回答することでランキングされます。
強みというよりは、強みの元となっている才能、そして”無意識の思考・行動パターン”についてのデータです。
ストレングスファインダーを提供しているギャラップ社はもともと統計学を扱う会社。
アメリカの多くの成功者の才能を分析して34にまとめたものだそうです。
ちなみに世界では240万人以上の方が受けているとのこと。
34項目全てを診断する費用は5,850円です。テストの時間は30分くらいでした。
私のストレングスファインダー34の順位
私がストレングスファインダーを受けた結果について、暴露します。
上位5つをSNSで公開すると「それ、はなさんぽいね」と言われた一方で、夫は「え?それが上に来るの意外」と言っていました。
ストレングスファインダーを受けた直後の感想
最初にこれをみた感想はこちら。
- 納得できる度70%くらい
- 「最上志向」と「責任感」、そんなに上に来る?
- 上位より下位のほうがしっくり来る(「競争性」「指令性」がない点)
- そもそも、テストの回答の選択肢に「??」が浮かぶ項目があり(相反する2つではないのでは?と思った)、適切な答えを選べないものがあった
- 「適正の34のネーミング」のいくつかに馴染みがなく、結果をどうやって活用すればいいのかよく分からない
このように、テストを受けただけではなんとなく納得できませんでした。
しかし、やはりここからがストレングスファインダーの本当の醍醐味。
知り合いの知り合いにストレングスファインダーの内容分析をしてもらったところ、やはり自分と関連していると腑に落ちたのです。
ストレングスファインダー:私の上位5つについて
私のストレングスファインダーの上位5つはこちらです。
- 最上志向
強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。 - ポジティブ
情熱的であり、しかも自然にその熱意を人に分け与えることができます。生き生きとしており、他人に活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。 - 戦略性
目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。 - 責任感
一度やると言ったことは必ず実行する精神の持ち主です。正直さや忠実さなどの普遍的価値観を達成することに、意義を感じています。 - アレンジ
たくさんの要素を構成し管理することができると同時に、一度作り上げた構成にこだわらず、作り変えることをいとわない柔軟性をも備えています。すべての要素と資源をどのように組み合わせたら、最高の生産性を実現できるのかを考えるのが好きです。
(各説明は、結果シートから引用)
単独でみるとよく分かりません。
しかし詳しい方に相談したところ、仕事や私生活でこれらの特性を活かした(または過剰に取り入れた、活かせなくて失敗した)ことがいくつかありました。
上位資質を活かしていた具体的な場面
・Twitterのヘッダーに”極める”という言葉が入っている(最上思考)
これは「最上志向」が上位に来る人の現れだそうです。
・周りにポジティブな人が多い(ポジティブ)
ここ3年くらいで付き合う人を無意識のうちに選んだためか、ネガティブ思考の人、愚痴ばかり言う人が周りからいなくなりました^^
・「もっと成長したい」という人に相談される(最上思考/ポジティブ)
Twitterのフォロワーが1,000人を超えたくらいからときどきDMで相談が来るようになりました。
そこで相談してくださる方は「仕事が辛すぎて辛い」という人はほとんどおらず「もっと自分らしく働きたい」「はなさんはどうやって今の生活を実現させているんですか?」「海外に行きたいので情報を教えてほしい」といった方ばかりです。
つまり、すでに前向きに頑張っている方から、もっと上に行くにはどうしたらよいか?と相談されます。
これは完全に「最上思考/ポジティブ」の特性です。
逆に問題解決型の相談を受ける方は「回復思考」が優位に出るという話でした。私はこれ、最下位です。
・「どうやったらミスなく仕事が回るか」考えるのが得意(戦略性・責任感)
「絶対ここは間違えられない」と責任を持って仕事を受け、そのミスを減らすためにどういうやり方をすればよいか考えるアプローチが得意です。
仕事では「はなちゃん、ミス少ないよね」と言ってもらいました。
看護師時代にがっつり教育された影響もありそう!
・プレゼンなどの事前準備・段取りが意外と得意(戦略性・アレンジ)
意外と、事前に計画をパパッと立ててしまうほうです。
なので、逆にギリギリまで動きません… ギリギリでもなんとかできてしまうから…(これ悪い癖)
・旅行で、短期間にやりたいことを全て詰め込む計画を立てるのが得意(最上思考・ポジティブ・戦略性・アレンジ)
看護師時代は、毎年ヨーロッパへ旅行していました。
現地滞在は3~4日くらい(7日間の休みで九州発のヨーロッパ旅だとこうなります…)。
計画を立てるときは、ガイドブックを見ながら、行きたい観光地、食べたいもの、乗りたい乗り物を全て書き出し、それらを全て網羅できるように綿密な計画を立てる。
そして、実際の旅先では計画に基づいて行動するかたわら、もしうまくいかなかったとしてもすぐに代わりの案を考え出し「〜は計画通りいかなかったけど、代わりに〜はできたからよかった」とポジティブに考える。
旅行の計画を立てるのに、私のストレングスファインダーの強みがかなりしっかり出ています。
上位資質が過剰に出た場面
・「〜でなければ」と考えすぎて自分を責める/他人を責めてしまう(責任感)
よくある話です。
小さい頃から「締め切りは守りましょう」「規則は守るのが当たり前」と育てられてきた私は、それを自分自身に強要しすぎて追い詰めたり、人(とくに近い間柄の人)にも強制して他の人を傷つけてしまうことがあります。
・「何のためにするのか?」を常に意識しているので、それが分からない仕事は頑張れない
過去の仕事で、作業の目的があいまいなスタッフに対しイライラしたことがあります。
上位資質を活かせなかった場面
・ネガティブなことを言われ続けると「ネガティブループ」にはまり、抜け出せなくなる(ポジティブ)
ポジティブ思考が優位な私は、ネガティブな環境に長くいるとパワーを吸い取られ、持ち前のポジティブさが発揮できなくなるとのこと…
ストレングスファインダー:私の下位5つについて
私の下位5つのストレングスファインダーはこちらです。
30. 原点思考
過去や原型について考えるのが好きです。過去を調べることにより、現在を理解します。
↓
自分のルーツにはあまり興味がありません。
31. 指令性
強い存在感があります。状況の主導権を握り、決断を下します。
↓
決断を下すのは苦手です。特にチームを率いるのはあまり向いていない。
32. 達成欲
並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。
↓
スタミナは…ないですね。多忙であることより、ほどほどにゆるく、楽しむことのほうを優先します。
33. 競争性
自分の進歩を他人と比較します。一番になるため、またコンテストで勝つために、相当な努力をします。
↓
1番にならなくていい。真ん中より上でちょっと優位に立てるならそれでいい。そもそも競争が嫌い。
34.回復志向
問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています。
↓
問題解決はそんなに好きじゃない。誰かに掘り当ててほしいです。
(各説明は、結果シートから引用)
失敗・やる気がない経験は、これら下位資質によるもの
・ICU看護師は向いていない(回復思考)
看護師って、相手の健康状態の問題を見つけてそれを解決していく仕事ですよね(勤務先によりますが)。
特に私が新人時代に働いていたICUは健康に問題のある患者さんしかいませんでした。
こういう人を看るのは、私の適正だけ考えるとまるで不一致。
「超マイナスな健康状態の人をゼロに持っていく」ICU看護師は、ストレングスファインダー的にいうと私には合っていませんでした。
・学生時代の部活は、オーディションを避けられる部を選んだ(競争性)
私は中学高校で合唱部でした。
本当に入部したかったのは吹奏楽部。
しかし、吹奏楽部は部員が多すぎて「コンクールに出るにはオーディションを受けなければならない」と知り、全員がコンクールへ出場できる合唱部へ。
・リーダーには向いていない(指令性)
ここでいうリーダーとは、人の上に立って指示するような立ち位置。
私、これはあまり得意ではないんです。
でも「チームを底上げする」とか「個別対応する」とか、さりげなくチームの力をあげるようなポジションなら適正があるようです。
ストレングスファインダーの解説を受けたあとの感想
解説を受けてみて、私の仕事や私生活の決断のさまざまなことに対し、ストレングスファインダーの結果が関係していると感じました。
仕事が合っているのか、なぜパートナーとうまく行かないのか、学生時代は何をしていたか、
これらにストレングスファインダーの結果が絡んでいるとは驚きです。
ストレングスファインダーは、受けた後に結果を深めること、さらに、深めた内容を仕事や私生活、他人とのコミュニケーションに活用することで、初めて「診断をした」意味があるそう。
他の適正のことも知り、身の回りの人と関わる上でも生かしていきたいです。
ストレングスファインダーは、自分の無意識の”クセ”を発見して私生活や仕事に活かせるツールです
ストレングスファインダー。
はじめは「5,800円もするの?」と驚き、そんなにお金をかけて受ける価値があるのか疑問でしたが、活用できる場面はたくさんあると感じました。
仕事を選ぶ上でも参考になりそうですね!
ストレングスファインダーの結果だけを見ても仕事と関連するのは難しいかもしれませんが、仕事について細かく見ていくと、どんなことだったら自分らしさを発揮できるか分かるはずです。
自分が無意識のうちにとっている行動について俯瞰して見てみたい方、ぜひストレングスファインダーを受けてみてはいかがでしょうか。