看護学校から大学3年次編入した経験のある、はな(@hana8787hanae)です。
こちらの記事では、看護学校から大学へ編入した私の編入試験対策(看護学・英語・面接)について書いています。
主観ではありますが、これから編入したい方はよろしければ参考にしてください。
※30歳前に留学して英語の勉強をしたので、英語学習法だけ分量が多いです。
私が編入試験を受けたのは10年以上前になります。
現在の大学編入は、編入した人全員が保健師の資格を取れるわけではなかったり、募集定員の一部しか合格者を出していなかったりする状況もあるようです。
各大学の最新情報はご自身で確認をお願いします。
看護学校→看護大学編入するには、まずは過去問を用意!
試験時期:大学Aは8月、大学Bは9月
合否:2校とも合格
行きたい大学の過去問は絶対に入手することをおすすめします!
大学3年次の編入試験は、大学によって出題の仕方に差があるため、問題のパターンを知らずにやみくもに対策をしても時間がもったいないです。
国試と同じような選択式なのか、記述式なのか、論文のようなパターンなのか、
知っておくだけで勉強法が変わります。
看護学校→看護大学編入試験勉強法<看護学>
8月に試験のあった学校は、国試と似たパターンの四〜五者択一問題でした(各問題文は、国試の問いの2倍くらいの長さで少し複雑)。
そのため、過去問を入手し、各選択肢の重要となる部分をマーカーで隠し、その隠れた部分全てを答えられるように暗記しました。
赤やオレンジのボールペンで書いた文字も、赤シートを被せたときに消えます。
国試の勉強もこのやり方で、過去問を解きまくりました。記憶力を高めるには、反復が大切です。
過去問5年分を5周ずつくらいしたような気がします。
試験本番は、手が震えるほどスピーディーに解けて快感でした。けっこう得点率は高かったと思います。
(今の編入試験は難しくなっているようなので、この方法で合格できるかは分かりません)
9月に試験のあった学校は記述式でした。
そのため、志望校や他の大学の過去問も合わせ、記述式の問題をひたすら解いていました。
予備校の問題集も活用したと思います。
看護学校→看護大学編入試験勉強法<英語>
英語が苦手である方にとって、編入試験の英語はかなりハードルが高いと思います。
今の私は留学経験があり、TOEIC750点取れるようになりましたが、看護学生だったときの私は悲惨でした(高校時代は英検準2級に2回落ちてます)。
そんな英語が苦手だった私が行った英語の勉強法は3つ。
- 高校英文法を復習する
- 過去問を解く(長文読解)
- 過去問ベースの英単語帳を自分で作り、暗記する
高校英文法を復習する
私は予備校の問題集を活用していましたが、教材は何でもいいと思います(大学受験のとき使っていたものがあればそれがベストかと)。
長文を読むには一通り文法を理解しておく必要があるので、文法は固めておきましょう。
高校時代に英語がかなり苦手だった方は、勇気を出して中学レベルまで戻ってください。
英語学習は積み上げが大切です。
過去問を解く(長文読解)
どの大学でも長文読解はあると思います。
長文は、前から後ろに、できるだけ日本語訳せずにスムーズに意味を理解できるようになるのが理想です。
私は大学編入のときも含め、TOEIC600を超えるまで長文読解が苦手でした。
英文を後ろに行ったり前に戻ったりしながらでないと、意味がわからなかったのです。
しかし、留学中は、長文読解問題集を1周半くらい解きまくると、長文の切れ目がわかるようになり、前から後ろへ流れるように英文を読めるようになりました。
TOEICスコアは500点台後半から一気に700点台まで上がりました(その前のベースができていたのもあります)。
長文苦手な方はぜひ取り組んでみてください。
おすすめ問題集→高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。
高校英文法が苦手な方は、この1つ前のシリーズ”高校英文法”を先にやることをおすすめします。
過去問ベースの英単語帳を自分で作り、暗記する
看護大編入の英文読解は、医療に関する英文が中心です。
そのため、文中に出てくる英単語も医療に関するものが多くあります。
一般の大学受験では医療英単語はあまり習わないと思うので、編入を目指すみなさんは新しく覚えましょう。
志望校の過去問で分からなかった単語を書き出し、自分で英単語帳を作るのをおすすめします。
ここで1つ注意点。
単語帳は、きれいに作ってはいけません。
左に英単語、右に日本語訳。
名詞、動詞、形容詞などの品詞はちょっとメモしておくと、派生して覚えられます。
それだけでオッケー。自分が見てわかればよいです。
きれいな単語帳を作ろうとすると、それだけに時間が取られますし、単語帳を作成することで満足してしまいます。
あなたの目的は、単語帳を作ることではありません。
単語を覚えて長文の意味を理解しながら多くの問題の答えを導き、編入試験に合格することです。
できるだけシンプルな単語帳を作り、それを見る回数を増やすことで記憶の定着を図りましょう。
看護学校→看護大学編入試験勉強法<面接>
大学編入試験のみならず、就職試験でも面接は避けて通れませんよね。
私が考えるべきと思う面接の質問は2つです。
(もっとあると思いますので、対策本などを読んでみてください)
- あなたはこの大学で何を学び、どんな看護師(保健師・助産師)になりたいですか?
- 看護学校時代に頑張ったことはなんですか?
どちらの回答を考えるのにもやったほうがいいと思うことは「この回答を自分で考えながら、看護学生生活を送る」ということです。
私はどんな看護師になりたいんだろう?
看護学校時代に何を頑張ったと言いたいだろう?
そんなことを考えながら毎日を過ごすと、ただの日常に意味を見出すことができます。
私は高校生のとき、大学の推薦入試の面接練習で話すネタがなくて愕然としたという失敗があります(別で記事を書きたいです)。
そのため、看護学生のときは「大学編入の面接では、堂々と”頑張ったこと”と”自分の長所”を話す」という目標を立てて生活していました。
そのアンテナを立てていると、ただの係活動やアルバイトでも面接の話題になるかもしれないと意味を持って頑張れます!
看護学校→看護大学編入試験、コツコツ学習を積み重ねましょう
昔の記憶を掘り起こして、当時私が行なっていた学習法を紹介しました。
- 看護学:過去問の傾向を見て対策(暗記シートが役立つ)
- 英語:高校英文法を復習/長文読解/過去問ベースの英単語帳を作り暗記
- 面接:理想的な回答をイメージして、看護学生生活を送る
これから編入したいみなさん、地道に学習を続けていきましょう^^
疲れたときは休憩するのを忘れずに〜!
過去問対策がある程度終わったら、問題集を解いてみるのもおすすめです!
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