「医療英語のココが難しい!」看護師で英語中級者の私がぶつかった壁と、それを乗り越える7つの解決策

医療英語を勉強して1ヶ月半が経った、はな(@hana8787hanae)です。

 

医療英語って、看護師経験がある人にとって身に付けやすい分野!

なぜなら、すでに医療の知識があるから。

 

と言われますが…

 
はな
記憶力が悪く不器用な私には、難易度が高いです…

 

自宅でオンラインレッスンを受けながら勉強しているため、モチベーションの維持がやや大変。

 

しかし、たった1か月半でへこたれるなんてもったいない!!

というわけで、医療英語が難しい理由と、それに対する解決策を考えました。

とても主観的な意見ではありますが、私と同じく不器用な方には参考になるはずです!

(逆に、学生時代から英語が得意だった、英単語を覚えるのが苦にならないという方には、参考にならない内容です)

 
はな
英語力向上には時間がかかります。短期間で伸びる人はただの天才。「難しい」「伸びない」ってのは初心者にとって当たり前だよ。
この記事を読んで、
英語は難しい。
みんな苦労している。
でもしっかり対策すれば、少しずつできるようになるって知ってほしいなと思います。

医療英語が難しい! 3つの理由

 
はな
医療英語、やっぱり難しいよ…

そう思う3つの理由を説明します。

1.医療英単語が、長すぎて覚えられない

医療英単語って、長くて複雑なんですよ…

Gastroenteritis(胃腸炎)

Hyperglycemia(高血糖)

Hypothalamus(視床下部)

 

TOEICの単語帳をみたところで、こんなに長い単語はあまり羅列していません…

2.医療英単語を正しく発音できない

医療英単語は長いので、発音も難しいです。

Hyperglycemia(高血糖)は「ハイパーグルセミア」と読んでしまいそう。

(正しくは、ハイパーグライシミア)

誰でも知ってる”血圧計”、英語でなんていうか知ってます?

Sphygmomanometer!!

スプファイグモマノメター??

違います。

スフェグモマノミターです。

 
昔のはな
なんでそうなるの? 全然読めないんだけど。
いやー、マジで読めないんですよ…
最近、発音の教科書で復習してちょっとマシになりましたが^^
 
はな
のちほど、私が使っている発音の本を紹介します。

3.医療英語をどのレベルまで高めるか、具体的なイメージがつきにくい

医療英語を高めてできることは、日本にいる外国人に英語で対応する、海外で看護師として働く、翻訳、通訳などいろいろあります。

とはいえ、

 
はな
英語を使って働くまでの道のりは長そう…
目標が高すぎて挫折しそう…
TOEICや英検みたいに分かりやすい資格もなさそうだし、何を目指せばいいか分からない…

いろいろと諦める要因が揃っているので、投げ出したい…

そう思うかたもいるはず。

医療英語を習得するためにできる工夫

ここまで、医療英語を難しいと思う理由を紹介してきました。

私はTOEIC750レベル(TOEIC全受験者の上位20%くらい。2年前)なのですが、それでも「やばー分からない」と泣きそうな状態でした…

まあ、医療英語とTOEICは別ですからね(使われる単語が全然違う)。

 

とはいえ「難しいから」と投げ出すわけにはいきません。

どうすれば、少しでも楽しく、効率的に医療英語を学習できるかを考えました。

  • 単語編
  • 発音編
  • モチベーション維持編

この3つに分けて紹介します。

単語編1.覚えられない単語は何度も見る

まずは、医療英語一番の課題、単語について。

「私は天才です!」というごく一部の人を除くと、

私たちは単語を1回見るだけでは記憶することができません。

 

ものごとを覚えるときは、はじめ「短期記憶」という脳内フォルダに保存され、それが「長期記憶」のフォルダに移されることにより記憶が定着していきます。

短期記憶から長期記憶に移すために必要なことは、なんだと思いますか?

それは、

反復

です。

何度も目にして何度も口に出すことで、あなたの脳が「この英単語は大事なものなんだ!」と思って、長期記憶フォルダに保存してくれるんです。

なので、「何回も見る!何回も聞く!」というのは英語をマスターする上で鉄則です。

 

単語編2.接頭語、接尾語を覚えて組み合わせる

知っていますか?

英単語は、いくつかのパーツで成り立っていることを。

例えば最初に例に出した

Hyperglycemia(高血糖)。

Hyper-glyce-mia(高血糖)

Hyper(高い)-glyce(グルコース)-mia(血液の状態)

 

このように【はじめーなかーおわり】に分けて1つずつ意味を当てはめていくことで、単語の意味を理解できます。

 

単語編3.臨床で使われる英単語と関連させながら覚える

看護師などの医療従事者として働いた経験がある方、

実はあなたも医療英単語を知っています。

 

「あ!Aさんの脈がタキってる!」

 

はい、

「タキる」の意味を知っている方、いますか?

循環器の経験がある人は100%分かりますよね?

正解は「頻脈」。

「タキる」はtachycardia(頻脈)という単語の頭文字を取ったものです。
 
あなたが毎日臨床で使う医療用語、他にも英語がもとになっているものがありますよ。
・ブラッディー(徐脈):Bradycardia
・レスピ/レスピレーター(人工呼吸器):Respirator(呼吸器)がもとの単語。
実際の人工呼吸器はVentilatorといいます。
・シバリング(発熱時に体が震える現象):Shiver(震える)がもとの単語。
・ウロ(泌尿器科):Urology
・IV(静脈注射):Intravenous Injection
このようなすでに知っている単語があるだけで、医療英語のハードルがちょっと下がりますよね。
※私の4年半の勤務経験(ICUと外科)で使っていた言い回しです。病院によって少し違うかもしれませんがご了承ください。

発音編:基本的な英語の発音ルールをマスターする

英語の発音って難しいですよね。

そもそもオンライン英会話って発音ありき。

ちょっと私が間違うと先生が聞き取れないため、会話が止まることがたまにあります。

(そのときは、チャット画面で単語を書いて送ると、先生が正しい発音を教えてくれます)

 

発音が不安な方は、一度英語の発音の基礎を復習しましょう。

例えば、

・phは「F」と読む。

例) photo(フォト)

・Pは、NやSと組み合わさると”サイレントP”になる(発音しない)。

例)Pnewmonia(肺炎:ニューモニア)

Psychologist(心理学者:サイコロジスト)

・”子音+e”の前にくる”a”はアルファベット読み(「ア」でなく「エ」になる)、eは読まない

例)make(作る:メイク。マケとは読みませんよね)

paleness(蒼白:ペイルネスと読みます。パレネスではありません)

などです。

これらを知っているだけで「英語を発音できない」という悩みが少し減ります!

 

他にも発音のルールはいろいろあるので、時間に余裕がある方は発音の参考書で勉強してみるとよいでしょう。

私のおすすめはこちら!

発音の絵がたくさん載っていて分かりやすいですし、例として載っている単語は誰でも知っている中学英語です。

英語の発音をはじめて勉強する方も、このくらいやさしい本からだと楽々学べます!

おすすめ本の内容。口の形の説明が詳しくて分かりやすいです。CDもついており、楽しく学習できるのがメリット^^ちなみに書き込みは、フィリピン留学中のものです。

モチベーション編1.毎日の学習を記録する

モチベーションの維持も大変ですよね。

学習を記録するメリットは、頑張った日・サボった日が明確にわかること。

表を作ろうかな?

スマホのアプリで管理するのもおすすめ!

 

モチベーション編2.英語ができる人や一緒に頑張る仲間を見つける

今のところ、オンライン英会話の講師がかなり本気になってサポートしてくださっています。

記憶力が悪い私のために、毎回レッスン前にがっつり復習するので…「復習しないと授業についていけない」と、よいプレッシャーになります。

 

そのほか、一緒に頑張る人とオンライングループなど作って学習状況の報告をしあいたいです。

近々作ろうかな?

 

モチベーション編3.資格取得を目指してみる

資格を取ることは、英語学習を頑張る1つの指標になります。

 

私は、留学時代に2年間ほど英語の勉強をしました。

(集中して勉強した時期とそうでない時期があります)

振り返ってよかったことは「TOEICを定期的に受けていたこと」。

資格取得を目指すことで1つ目標ができますし、スコアが出ることで数字で自分の頑張りを見ることができます。

医療英語においては、日本医学用語検定試験の4級を受けてみたいと思っています。

日本医学英語検定試験(医英検)は,日本の医療・医学の国際化を普遍的に推進することを目的として,日本医学英語教育学会が主催する医学・医療に特化した英語検定試験です。
 この目的を達成するために,医学・医療の現場で必要とされる実践的な英語運用能力[(1)医学・看護・医療技術の書籍・文献を英文で読む,(2)医学・看護・医療技術等に関する情報を英語で聞き/話し,伝える,(3)医学・看護・医療技術等に関する情報を英文で書き,表現する]を総合的に評価します。

引用:日本医学英語教育学会

日本医学用語検定試験は1級〜4級まであります。

4級は医療系学生でも頑張れば合格できるレベルらしいので、私も英単語をバッチリ覚えればイケるのでは?と思っています。

難しすぎたら諦めるかも、、、涙

とりあえずテキストを買ってみます!

(後日談)

テキストを買って4級の模擬試験を解いてみました。

解いた結果はこちらの記事から。

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しかし、母国語以外の言葉を学ぶこと、しかも30歳を超えて新しいことを始めることって、簡単なわけがない。

そう思いませんか?

難しく感じるのは当たり前だと思います。

なので、どこが難しいと思うのか、それをどう乗り越えるのか考えることが大切です。

【1.医療英単語が長すぎて覚えられない】
・覚えられない単語は何度も見る
・接頭語、接尾語を覚えて組み合わせる
・臨床で使われる英単語と関連させながら覚える

【2.医療英単語を正しく発音できない】
・基本的な英語の発音ルールをマスターする

【3.英語を習得した具体的なイメージがつきにくく、モチベーションが上がらない】
・毎日の学習を記録する
・身近に英語ができる人や一緒に頑張る仲間を見つける
・資格取得を目指してみる
英語学習には時間がかかります!
少しずつ継続して、自分の目指す理想の姿に向けて進んでいきましょう^^
 
はな
よし! 昨日のレッスンの復習しよ!

HLCAオンライン英会話コースの紹介

私が今回オンライン英会話を受けているのは、セブの医療英語学校HLCAのコースです。

医療英語の学校なので医療者の受講生が多いですが、一般英語のコースも整っています。

初心者向けだと英語の発音、文法、スピーキングなどのコースがあり、基礎からステップアップできる環境が魅力です。

HLCAのオンライン英会話の特徴は大きく3つ。

担当講師が継続的にレッスンをしてくれる

HLCAでは、同じ講師が継続的にレッスンを提供してくれます。

おかげで「昨日の続きをするね」「先週より〜〜が上達したね!自己学習頑張ったね!」など、

より具体的なレッスンやフィードバックが受けられます。

留学と同じ50分授業で、集中力を保てる

HLCAのオンライン英会話は50分授業。

あいさつ、レッスン内容(浅いところから具体的な内容まで)、レッスン振り返りまで、じっくりと取り組めます。

多くのオンライン英会話のように「これから盛り上がりそうなときに時間が来てしまった」という状況を避けられます。

留学と同じテキストを使える

HLCAでは留学と同じテキストを使い、同じ内容のレッスンを受けられます。

違うのは、対面かオンラインかのみ。

テキストがあると自習にも役立つので便利です。

  HLCAで30レッスンくらい受けた段階で、医療英語の資格試験(医英検)4級の模擬試験にチャレンジしました!

本番ではないですが、試験について知りたい方【医療英語 資格】”医英検4級”模擬試験を解いてみた!リアルな体験談をご参照ください。  

 

このような魅力のあるHLCAのレッスンの話を直接知りたい方は、お問い合わせください。

私に連絡いただければ、オンラインレッスンの紹介をします。 (実はスタッフをしています^^)

このリンクからブログの問い合わせフォームに飛びますので、質問を記入してください。

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