コロナの影響で人生を考え直し、2020年に3つの仕事を手放したはな(@hana8787hanae)です。
仕事をやめるのって、勇気がいりますよね…
この記事では、私が仕事をやめたときに考えた3つの迷いについて紹介します。
たぶん、多くの方がこの3つのどれかの思いを抱えるはずです。
仕事を辞めたい人には「はなさんもこんな思いを抱えていたんだ」「でも辞めたんだ」「私も一歩踏み出したい」と思っていただけると幸いです。
仕事を辞めた理由「自分の目指す人生なんとなく違う気がしたから」
私が今回仕事を辞めた理由は、完全に読書に影響されていると思います。
大量の本を読みながら「私がやりたいことってなんだろう」「働くってなんだろう」と考えた結果、会社の中よりもう少し自由度が高いところで働きたいと思うようになりました。
自分が勉強すると、見えてくる景色が変わります。
それと同時に、昨今の時代の流れで会社の動きも変わっていきます(私が所属していた会社は代表含めメンバー4人だったのでなおさら変化が激しかった)。
お互い変わっているので、変化のベクトルが少し違う方向に向きだしたのかなというのが私の感覚です。
そして、みんな売り上げをあげようと頑張っているのに「なんかやる気でない…」と会社の高待遇に甘えているのも周りに申し訳なくなりました。
本気でついていけないのであれば、早く去った方が自分のためにも会社のためにもよい。
そして1番イヤなのは「はなちゃんは働いてくれないから、給料払うのがもったいない」と思われること。
そう思われる前に、自分を保てるうちに離れたほうがよいと考えたんです。
「ここ、違うかも」と思った当日に代表に相談し、その次の週にははっきり「離れます」と伝えました。
仕事を辞めるのをためらう3つの理由
そんなふうに私にとっては思い入れのある会社だったので、仕事を辞めるのにためらう理由がありました。
(これは「嫌すぎて仕方がなかったICU看護師時代」とは真逆です)
1.よい環境を作ってくれた上司に申し訳ない
「仕事を手伝ってほしい」と最初に言われてから3年。
売り上げがあまり立たない中でも私の給料を出してくれたり、頑張れる環境を与えてくれたり。
たくさんの協力をしてもらったので、離れるのが申し訳ないという気持ちはありました。
2.辞めると知ったときの周りの反応が不安
今回の私はそこまでありませんでしたが、大きな組織であればあるほど「辞めると周りの人にバレたら、いじめられるんじゃないか」などの不安がある方もいるかもしれません。
3.辞めた後の不安がある
これは今もあります。
仕事をやめて収入が減ると、この先どうやって生きて行けばよいのか?
次の仕事は見つかるのか?
ただ、20代で看護師を辞めたときと比べると少し知識がついてきたので、不安は減りました。
- 「1ヶ月あたり最低いくらあれば生活できるか」を把握しているため、今の貯金だけで最低半年は生きられる確証が持てる
- 固定費(家賃・光熱費・スマホ代)をすでに抑えているので、生活費は普通の人よりかからない
- お金がなくなれば、単発の日雇いの仕事をすればよい
- 複数の仕事をしているので、完全に収入ゼロにはならない
- ピンチのときは、身近な人に「仕事ください」とお願いすれば働ける気がしている
- 家賃を払えなくなれば、実家に帰ればいい
- 本当に最悪の場合、生活保護などを受ければ死なない
仕事をやめることを決めた数週間後、SNS経由で3人(経営者・フリーランスの知り合い)から新しい仕事をいただきました。
仕事をやめた翌月から、間を開けることなく新しい仕事をしています。
過去の仕事や所属しているコミュニティー経由で、タイミングよく声をかけてもらえました!
私の過去の職歴はこちら↓↓
5年もかけて看護師と保健師免許を取得したにも関わらず、『正社員勤務歴4年』のはな(@hana8787hanae)です。 まさか、正規の病院看護師を4年しかしないなんて… 学生のときは想像していませんでした。 […]
意外と、人ってどうにかなります!
人はピンチを感じたら、それを乗り越えるための方法を必死に探し始めるからです。
2020年、コロナの影響で仕事を辞めた人は実はたくさんいる
ある知り合いの周りには、この2〜3ヶ月で仕事をやめる決断をした人が3人ほどいるのだとか。
そのほか、立ち上げたカフェを閉めて新しいことにチャレンジする人、頑張って入ったベンチャー企業を辞める人など、知り合いの何人かも仕事をやめるようです。
しかもみなさん、2020年の4〜12月の間に決断していると思われます。
(※仕事を辞めることを推奨しているわけではありません)
コロナの影響ってすごいですね…
「仕事がなくなって退職せざるを得なかった」という方も大勢いると思います。
でも私がここで紹介した方々は「仕事が強制的にできなくなるわけではないけど、自分の意志でピリオドを打った」という方たちです。
自分自身が仕事をやめる決断をしたので「この数ヶ月で仕事をやめた」人の気持ちがよくわかります。
それはおそらく「自分と向き合う時間が多くあったから」。
4月は外出自粛宣言があり、思うように家から出られない日が続きました。
そうなると「自分はなんのために働いているのだろう」「このまま”誰かに頼まれた仕事をやるだけの人生”でいいんだろうか?」「死ぬときに自分は後悔しないのだろうか」と考える機会が増えたと思います。
それからこの”空いた時間”で「新しいことを勉強してみよう」「今まで見ることのなかったYouTuberさんの動画を見てみよう」と思って初めてのことにチャレンジした方もいるはずです。
そうする間に「この仕事って、自分が本当にやりたいことじゃなくない?」と思って、仕事を辞めるという決断に至ったのではないかと思います。
ちなみに私の場合、新しくチャレンジしたことは毎日の読書でした!
人生が変わってきているので本当にやってよかったと思います。
読書は、投資額の割にリターンが大きいです(家の積読本、図書館の本、200円くらいの中古を読めば、新書はほぼ買わなくてすみますし)。
私の読書記録はこちら。
「仕事を辞めたいけど辞められない人の背中を押すオンライン相談」はじめます
このコロナの影響で「仕事をやめた人」が多いということは「仕事をやめたいけど、辞めるまでの決断に至っていない人」も多くいることが予想されます。
そこで、私が仕事をやめた経験をフルに生かして「辞めたいけど辞められない人の背中を押す”オンラインセッション”」を立ち上げました^^
ごく最近、2020年前期に仕事を手放すと決めた私の“リアルな共感度”が売りです!
興味のある方はこちらの記事をご覧ください^^
コロナの影響で人生を考え直し、2020年に3つの仕事を手放したはな(@hana8787hanae)です。 昔のはな 仕事辞めたい…でも辞める勇気が出ない…誰かに反対されたらどうしよう。辞めた後のお金のことも不安… […]
過去に「看護師を辞めたい」を1年以上言えず、病みました…悩みは人に話しましょう!
「悩んでいたら誰かに話す!」
これが1番効きます^^
私は看護師3年目のときに「辞めたい、けど誰にも相談できない、辛い」のドツボにはまってしまい、かなり精神的に病んでいました。
3年目の秋ごろにで「この職場はもう無理」と考えたのですが…
しかし、退職は『辞める年度の7月までに伝える』と規則で決まっていると思っていたので(毎年同じ時期に退職者の募集をしていたため)、3年目の秋を過ぎてから4年目の3月で辞めるまで、実に1年半以上退職を我慢していました。
でも、これって法律で決まっているわけではないんですよね…
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:民法第627条
職場で言われたことは世間の常識と思っていましたが、本当のことを知っていないと痛い目に合います。
看護師時代、大変でした…
【看護師時代の私】
・床が見えない
・布団は干さない
・部屋がほこりまみれ
・髪ボサボサでもオッケー
・自宅ではほぼ布団から出ない
・職場では笑わない・雑談しない
・食事は彼との外食かお惣菜か冷食
・風呂の排水溝に常に汚れがつまってるあの頃死んでた。
病む前に辞めてよかった😂#看護師 https://t.co/IdjkiZX9d2— はな@📚コロナで自主離職⭐️読書×フリーランス×たまに看護師 (@hana8787hanae) July 13, 2020
誰かに話すのは絶対にしたほうがいいです。
私はこう見えて「自分の弱みを人に見せたくないタイプ」なので、同期や家族や当時の彼氏には絶対に相談できず、ずっと胸に抱え込んでいました(長女に多いのでは?)。
もう少し退職が遅かったらうつ病になり、回復にも時間がかかっていたと思います。
「私は強がりだから、身近な友達には話せない」って方の気持ちもよくわかりますので、興味があれば声をかけてください^^